2015年11月19日(金)
本校の3年生、約30名が昭島警察署が行っている防犯ボランティア~昭島ピーポーズ~として地域のボランティアに参加しました。
今回は環境美化活動として、昭島警察署生活安全課防犯係の方々と学校近くにある美堀町と松原町の歩行者用トンネルの壁の落書き消しを行いました。
普段は手に握っている歯科器具を、ペンキ用のローラーに持ち替えて、夢中になりながら、午前中いっぱいかけて真っ白に塗り終えました。
中にはプロ級の腕前を披露する学生も?!
こうした地域の落書きを消すことによって、地域の治安もよくなるそうです。
例えば、1984年当時世界で最も治安の悪い都市でだったニューヨーク市も、落書きを消すことによって凶悪犯罪が激減したそうです。
落書き消しは『小さな犯罪でも許さない』、『常に周囲の異常に関心を持つ』という、地域の防犯力を高め、犯罪を減少する効果があると言われています。
このあと、学校の周囲の遊歩道のゴミや落ち葉も拾い、すっかりきれいになりました。
大変だったかもしれませんが、常に気を配る歯科衛生士になる学生たちとっては、日頃から防犯意識を持つ重要性を知ることを通しての貴重な学びでした。
また、作業中に通行される市民の方々との何気ない声かけ、交流ができたことも、良い経験となりました。日々臨床実習で培ってきた経験の賜物です。
もし近くを通ることがありましたら、皆さんも白い壁で明るくなった歩行者トンネル、歩いてみてくださいね。